Premiere Pro・Final Cut Pro連携(近日対応)
Premiere ProやFinal Cut Proに字幕を持ち込むとき、フォントや色が崩れたり、話者ごとにトラックを手作業で分け直す手間がネックになります。Zimakuにはこれを解決するPremiere Pro SRT・Premiere Pro XML・FCPXMLの書き出し機能がすでに実装されていますが、安定化のため現在はUI上で一時的に選択できなくなっており、「開発中」バッジが表示されます。再開までの間はSRT書き出しでPremiere Pro・Final Cut Proに持ち込めます。
実装済みの3つの書き出し形式
Zimakuには、NLE(ノンリニア編集ソフト)向けに作り込まれた3種類の書き出し機能がすでに実装されています。
- Premiere Pro SRT: フォント・色・縁取り・位置座標を埋め込んだリッチなSRTです。Premiere Proに読み込んだ時点でエディタ上のスタイルがそのまま再現されます。
- Premiere Pro XML: xmeml v5形式のタイトル付きタイムラインです。素材のフレームレート・解像度に自動で整合し、Premiere ProやDaVinci Resolveへ読み込めます。話者ごとに別トラック(V1/V2/V3…)へ自動振り分けする「話者別トラック」オプションと、元の動画クリップも一緒に含める「動画アセットを含める」オプションを備えています。
- FCPXML: Final Cut Pro向けのcaption+text-style形式のスタイル付き字幕です。こちらにも「動画アセットを含める」オプションがあります(タイトル形式での書き出しは今後の対応予定です)。
いずれもバックエンドの書き出し処理・APIエンドポイントとしては健在ですが、安定化作業のため、現在はアプリのUI(ファイル取込み時のエクスポート形式選択画面、エディタの「現在の形式」ドロップダウン、エディタの「Export」ボタン、設定画面の「エクスポート」セクション)のすべてで選択できないようになっています。
現在の状態: なぜ選べないのか
不安定なNLE書き出しオプションを一時的に無効化する対応により、Premiere Pro・Premiere Pro XML・Final Cut Proの3形式は現在アプリ全体で選択できません。該当するカードやメニュー項目には「開発中」というバッジ・ラベルが付き、グレーアウトして表示されるためクリックしても反応しません。
以前にPremiere Pro・Premiere Pro XML・Final Cut Proのいずれかをデフォルト形式として設定していた場合も、自動的にSRTへ切り替わります。現時点で実際に選べる書き出し形式はSRTのみです(エディタの「Export」ボタンからはTXT・話者別SRT・字幕焼き込みMP4も選べますが、これらはNLE連携とは別の既存機能です)。安定化が完了し次第、アプリのアップデートでUIから再度選択できるようになる見込みです。
今できること: SRTで持ち込む代替手順
Premiere Pro・Final Cut Pro向けの専用形式が使えるようになるまでは、SRTを経由して持ち込みます。SRTはどの編集ソフトでも読み込める汎用フォーマットのため、Premiere Pro・Final Cut Proの標準の字幕(キャプション)インポート機能でそのまま読み込めます。ただし、フォント・色・位置などのリッチなスタイリングや、話者ごとのトラック分割、動画アセットの同梱は付与されません。
使い方
- 1ファイル取込み時のエクスポート形式選択画面(初回セットアップのカード、または設定画面の「エクスポート」セクション)を開くと、「Premiere Pro」「Premiere Pro XML」「Final Cut Pro」の3枚のカードに「開発中」バッジが付いて選択できないことを確認します。
- 2選べる形式は「SRT」のみです。SRTを選んだ状態のまま「処理を開始」で文字起こし・話者分離を実行します。
- 3処理完了後にエディタを開き、右上の「Export」ボタンを押します。一覧に並ぶ「Premiere Pro SRT」「Premiere Pro XML」「FCPXML」の3項目にも同じく「開発中」ラベルが付いており、クリックできません。
- 4代わりに「SRT」(テキスト+タイムスタンプ)を選んでエクスポートします。話者ごとに分けたい場合は、区切り線の下にある「話者別にエクスポート」を使うと、話者ごとに複数のSRTファイルとして書き出せます。
- 5書き出したSRTファイルを、Premiere Pro・Final Cut Proの字幕(キャプション)インポート機能で読み込みます。
- 6Premiere Pro・Premiere Pro XML・FCPXMLの再開放は、アプリのアップデート内で案内される見込みです。設定画面などでアップデートの有無を随時確認してください。
コツ・補足
- 以前にPremiere Pro・Premiere Pro XML・Final Cut Proをデフォルト形式に設定していた場合でも、内部的には自動的にSRTへフォールバックするため、意図せず書き出しが失敗することはありません。
- 話者ごとに分けたSRTが欲しい場合は、通常のエクスポート項目ではなく「話者別にエクスポート」ボタンを使います。これはPremiere Pro XMLの「話者別トラック」オプションとは別の、SRTをファイル単位で話者ごとに分割する機能です。
- 字幕を映像に焼き込んだ完パケが必要な場合は、NLE連携の再開を待たずに「MP4として書き出し」(解像度・ビットレート指定、進捗表示付き)を使う方法もあります。
- Final Cut Pro向けのFCPXMLは現時点でキャプション形式の実装です。タイトル(テキストスタイル)形式での書き出しは今後の対応予定として案内されています。
よくある質問
- PremiereやFinal Cut Proに直接字幕を持ち込むにはどうすればいい?
現時点ではPremiere Pro・Premiere Pro XML・Final Cut Pro向けの専用書き出しはUI上「開発中」表示になっており選択できません。代わりにエディタの「Export」ボタンから「SRT」を選んで書き出し、Premiere Pro・Final Cut Proの字幕(キャプション)インポート機能でそのSRTファイルを読み込んでください。
- エクスポートの選択肢にPremiere Proが表示されているのに押せないのはなぜ?
安定化のため一時的に無効化されているためです。設定画面のエクスポートセクション・エディタの「現在の形式」ドロップダウン・エディタの「Export」ボタン・取込み時のエクスポート形式選択画面のいずれでも、Premiere Pro・Premiere Pro XML・Final Cut Proの3項目には「開発中」バッジ・ラベルが付き、グレーアウトしてクリックしても反応しません。選べるのはSRT(Exportボタンからは加えてTXTも)のみです。
- 話者ごとにトラックを分けて書き出すことはできる?
エディタの「Export」ボタンから「話者別にエクスポート」を選ぶと、話者ごとに分割した複数のSRTファイルを書き出せます。Premiere Pro XMLが備える、話者ごとに別トラック(V1/V2/V3…)へ自動配置する「話者別トラック」オプションは実装済みですが、Premiere Pro XML自体が現在無効化中のため利用できません。
- Premiere Pro・Final Cut Pro連携はいつ使えるようになる?
具体的な再開時期は現時点で明言されていません。安定化が完了し次第、アプリのアップデートでUIから再度選択できるようになる予定です。アップデート内容で案内されるため、随時アップデートの有無を確認してください。
- 今SRTで書き出した字幕は、Premiere Proで色や縁取りも再現される?
いいえ。現在使えるSRTはテキストとタイムスタンプのみのシンプルな形式です。フォント・色・位置などのリッチなスタイリングを埋め込んだ「Premiere Pro SRT」は実装済みですが、現在はUI上で無効化されているため利用できません。
- 元の動画クリップも一緒に書き出すことはできる?
Premiere Pro XML・FCPXMLには「動画アセットを含める」チェックボックスがすでに実装されており、元動画クリップをXML/FCPXMLに同梱できます。ただし対象のPremiere Pro XML・FCPXML自体が現在無効化中のため、このオプションも今は表示・利用できません。字幕を映像に焼き込んだ完パケが必要な場合は、「MP4として書き出し」を今すぐ利用できます。